この章ではFileクラスについて説明します。
Fileクラスはファイル名などを変更するなどの機能を持つクラスです。
FileクラスはIOクラスの子クラスなので、IOクラスのメソッドなどを使用することが出来ます。
では初めにファイル名を変更するメソッドについて説明します
例をみてみましょう。
ファイル名を変更する時の基本構文は
です。
この例では「t.dat」から「t2.dat」に名前を変更しています。
また、renameメソッドの使い方としてはファイルを他のディレクトリに移動することが出来ます。
次はファイルを削除するdeleteメソッドについて説明します。
では例をみてみましょう。
以下の構文でファイルを削除することができます。
次はファイルの内容をコピーするモジュールであるFileUtilsのcpについて説明します。
では例をみてみましょう。
FileUtils.cp()を使用するには
を先頭に記述します。
FileUtilsはファイルを操作するためのモジュールです。
この例は「g.dat」のファイルの中身が「t.dat」にコピーされます。![]()
次はファイルの最終更新時間などを取得する方法について説明します。
これらを取得するためにはstatメソッドが必要です。
では例をみてみましょう。

ここからはDirクラスについて説明します。
このクラスはディレクトリを様々操作するクラスです。
現在のカレントディレクトリ(現在作業している場所)の情報は
で取得できます。
また、カレントディレクトリを変更するには
と言う形式で取得できます。
では例をみてみましょう。

次はディレクトリのデータを取得する方法について説明します。
初めに
で開いてから、readメソッドでディレクトリのデータを取得し、closeメソッドで閉じます。
では例をみてみましょう。
readメソッドではカレントディレクトリや親ディレクトリのデータを取得することが出来ます。
次はディレクトリの作成方法について説明します。
基本構文は以下の通りです。
では例をみてみましょう。
この例では
のようにカレントディレクトリの下にwork12というディレクトリを作成します。
次はディレクトリの削除方法について説明します。
基本構文は以下の通りです。
では例をみてみましょう。
これでwork145というディレクトリが削除できました。













































































































































































































































