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stringクラスについて知ろう

この章ではstring(文字列)クラスについて説明します。
今まではダブルクォートやシングルクォートを付けた文字列を扱ってきましたが、これらはstringクラスのオブジェクトです。
「”犬 “」という文字列は9と書いても同じ意味になります。
ここからはstringクラスに関する便利な機能について説明します。
初めに文字列のサイズを取得する方法について説明します。
例をみてみましょう。9 「文字列.length」と言う形式で日本語や半角英数字や全角英数字などのサイズ(文字数)を取得できます。
この例の結果は上から「5」と「8」です。
バイト数を取得したい場合は9と言う形式で取得します。
では例をみてみましょう。99
次はsplitメソッドについて説明します。
では例をみてみましょう。99 文字列を特定の文字で分割して配列にします。
区切り指定文字は配列には入りません。
この例は文字列を9で区切って、それを配列にします。
結果は9という配列を出力します。
次の例をみてみましょう。9 文字列の中身を1文字ずつ配列で取り出したい場合は9と、記述します。
結果は9です。
次の例をみてみましょう。9 第二引数(先頭から2つ目の引数)は文字列を何個の要素に分割したいかを記述します。
変数aの文字列は9という文字列で一部構成されていますが、これはカラ文字を意味しています。
カラ文字も含めて分割したい場合は第2引数をマイナス指定します。

9でもマイナスであれば何でもいいです。
この例の結果は9です。
このカラ文字を分割時に削除したい場合はsplitメソッドの第 2引数に0を指定してください。
もしくは9と、0を付けなくてもいいです。
結果は9です。
次の例をみてみましょう。9 文字列を2つの要素を持つ配列にしたいのであれば第2引数には2を指定します。
結果は9です。
「”猫”」と9の2つに分割されています。9 次は文字列から要素を取り出したり、文字列の要素に新たな要素をセットする方法について説明します。
では例をみてみましょう。9 9と言う形式で指定するとそれに応じた文字列が取得できます。
添え字は一番前が0で次が9と数えます。
これは配列の添え字と考え方は一緒です。
この例の結果は「s」です。
その他の例をみてみましょう。9 日本語でも同じく使用できます。
結果は「あ」です。9 第 2引数を指定すると取り出す個数を指定できます。この例の場合は0番目の添え字から3個取り出すと言う意味になりますので、結果は「str」です。
次は添え字を使って、文字列の一部の中身を変えます。9 添え字で指定した位置に文字を上書きしたい場合には9と言う形式で指定します。
結果は「stoing」です。
次は「ここからここまで」という指定方法で要素を上書きする方法について説明します。9 「a[2..5]」は文字列の2番目から5番目まで要素を9で置き替えるので、答えは「star」になります。

次は文字列同士をつなげる方法について説明します。
では例をみてみましょう。9 文字列同士をつなげて新しい文字列を作成するには「+」を使用します。
結果は「string123」です。
他の方法でも文字列同士をつなげることは出来ますので例をみてみましょう。99 文字列同士をつなげる方法は2つあり、1つ目は92つ目は9を使います。
これらを使った場合は元の文字列自体の値が変わります。

次は文字列同士を比較する方法について説明します。
では例をみてみましょう。9 文字列同士が一致しているかどうかを調べるには9を使います。
一致していればtrue、一致していなければfalseになります。
次の例をみてみましょう。9 文字列同士が一致していないかを調べるには9を使います。
一致していなければtrue、一致していればfalseになります。

次の例は文字列を繰り返す演算子について説明します。9 「文字列*繰り返す回数」という構文で文字列を繰り返すことが出来ます。
この例では9と言う文字列を3回繰り返しています。
結果は9です。

次は文字列の中の文字が何番目にあるのかを調べる方法について説明します。99 指定の文字列の中で検索したい文字が何番目にあるのかを調べ、その位置を数値で返します。
indexメソッドは前から検索を始めて、rindexメソッドは後ろから検索を始めます。
しかし、何番目にあるのかを数えるのはindexでもrindexでも前からです。
a.index(“n”)は前から検索をするので、結果は4です。0から数えて4番目にあると言う意味です。
a.rindex(“n”)は後ろから検索するので、結果は16です。
ここで注意して欲しいのは後ろから指定文字を検索をするのですが、結果である指定文字の位置の特定は前から数えると言うことです。
では次に進みます。
文字列の中の何番目にあるかでは無くて、ただその文字が存在するかどうかを調べるには9を使います。9 文字列の中に検索文字が存在するかどうかを調べます。
含まれるときはtrue、含まれないときにはfalseを返します。
では例をみてみましょう。9 結果は「yes」です。
次は文字列の一部分を削除するslice!メソッドについて説明します。
では例をみてみましょう。99 結果はbを削除したので「acd」です。
次の例をみてみましょう。99 結果はb,c,dを削除したので「aefg」です。
次の例をみてみましょう。99 結果はb,c,dを削除したので「aefg」です。

次はユーザーに何かを入力してもらう時に使うgetsメソッドについて説明します。
では例をみてみましょう。9 まず初めに「年齢は?」と入力するように促します。
そして、「65」と、入力すると、その入力した結果がageに代入され、結果が出力されます。9 このようにユーザーに入力させるためのメソッドがgetsメソッドです。
ここで気を付けてほしいことは入力値が入っているage変数には改行も一緒に入っていますので9と出力しても、以下のように9だけが改行されてしまいます。9 そこでこの改行を消す機能がRubyには用意されていますので、次の例を見てみましょう。99 chompメソッドは、文字列の最後の改行文字を取り除いた新たな文字列を作成します。
この例ではユーザーが入力した文字列の改行を取り除きます。
結果は以下の通り、改行が取り除かれているのが分かります。9 その他にchomp!メソッドもありますが、これは元の文字列自体から改行を取り除いたものを作成します。9 では例をみてみましょう。9 結果は「abcd」です。

次はchompメソッドと同じようなメソッドのchopメソッドやchop!メソッドについて説明します。
chopメソッドは文字列の末尾が改行でも普通の文字でも関係なく、末尾を削除した新しい文字列を作成します。
chop!メソッドはchopメソッドと機能が同じですが、新しい文字列を作成するのではなく、元の文字列自体から末尾の文字を取り除いたものを作成します。9 では例をみてみましょう。9 結果はdが取り除かれているので「abcです」が出力されます。
chopメソッドの例をみてみましょう。9 ユーザーに入力してもらう場合はgets.chopと、記述します。
結果は以下の通りです。9
次はeach_lineメソッドについて説明します。このメソッドは繰り返し構文の一種ですが、文字列を指定文字で分割して、一行ずつ取り出してくれます。
では例をみてみましょう。99 引数を記述するとその文字列が改行文字になります。
引数を省略するとデフォルトでは9が改行文字になります。9 改行文字を取り除いて文字列を出力したい場合は以下のようにchompを付けます。9 結果は「123」です。
次はeach_byteメソッドについて説明します。
では例をみてみましょう。99 each_byteメソッドは文字列の中の一文字一文字のバイトコードを取り出して、変数に入れて出力するメソッドです。
結果は「8297」です。
R の文字コードが82で、aの文字コードが97なので、8297が出力されます。

次はeach_charメソッドについて説明します。
では例をみてみましょう。99 このメソッドは文字列の一文字一文字に対して繰り返し操作を加えるメソッドです。
結果は「1+2+3+4+」ですが、このように文字と文字の間に何か他の要素を入れたりすることが出来ます。
変数の値を他の文字と結びつけるには9と書きます。
次は文字列の中から特定の要素を削除するdeleteメソッドとdelete!メソッドについて説明します。
では例をみてみましょう。99 deleteメソッドは文字列の中から特定の要素を削除した新しい文字列を作成します。
delete!メソッドは新しい文字列を作成するのではなく、元の文字列から特定の要素を削除した文字列を作成します。
結果は「いうえお」です。
次の例をみてみましょう。9 結果は「いうえお」です。
次は文字列を浮動小数点数(Floatオブジェクト)に変換するto_fメソッドについて説明します。
では例をみてみましょう。9 文字列を浮動小数点数に変換しますが、3.789@の中の「@」のように浮動小数点数とは関係ない要素は削除されます。
9のようにすべて浮動小数点数とは関係ない要素の場合は「0.0」が出力されます。
結果は以下の通りです。9

文字列を10進数の整数に変換するto_iメソッドについて説明します。
では例をみてみましょう。99 文字列を10進数の整数に変換しますが、小数点以下は削除されます。
3.789@の中の「@」のように整数とは関係ない要素は削除されます。
9のようにすべて整数とは関係ない要素の場合は0が出力されます
結果は以下の通りです。9
次はreverse!メソッドとreverseメソッドについて説明します。
では例をみてみましょう。99 これは文字列を逆順に並べるメソッドです。
reverseメソッドは文字列を逆順に並べた新しい文字列を作成します
reverse!メソッドは元の文字列の順序を逆順にしたものを作成します。
結果は「おえういあ」です
次の例をみてみましょう。9 結果は「おえういあ」です。
次は文字列を他の文字列に変更するreplaceメソッドについて説明します。
では例をみてみましょう。9 9このメソッドは文字列を別の文字列に変更します。
この例では「あいうえお」を「かきくけこ」に書き替えます。
結果は「かきくけこ」です。

次は小文字を大文字に変換するupcase!メソッドとupcaseメソッドについて説明します。
では例をみてみましょう。99 upcaseメソッドは小文字を大文字に変換した新しい文字列を作成します。
upcase!メソッドは元の文字列を小文字から大文字に変換した文字列を作成します。
結果は「ABCD」です。
次の例を例をみてみましょう。9 結果は「ABCD」です。
次は大文字を小文字に変換するdowncase!メソッドとdowncaseメソッドについて説明します。
では例をみてみましょう。99 downcaseメソッドは大文字を小文字に変換した新しい文字列を作成します。
downcase!メソッドは新しい文字列を作成するのではなく、元の文字列を大文字を小文字に変換した文字列を出力します。
結果は「abcd」です。
次の例をみてみましょう。9 結果は「abcd」です。
次は文字列がカラかどうかを調べるempty?メソッドについて説明します。
では例をみてみましょう。9 9文字列がカラであるならばtrue,文字列に何か入っていればfalseです。
結果は「カラです」が出力されます。
次は文字列の中の特定の文字の要素数を調べるcountメソッドについて説明します。
では例をみてみましょう。9 99は文字列の中にaが何個あるかを調べ、9は文字列の中にabが何個あるかを調べ,9は文字列の中にaからzまでのアルファベットが何個あるかを調べています。9 先頭の小文字を大文字して、残りの文字列は小文字にするcapitalize!メソッドとcapitalizeメソッドについて説明します。
では例をみてみましょう。9 9capitalizeメソッドは先頭の文字を大文字して、残りの文字列は小文字にする新しい文字列を作成します。
capitalize!メソッドは新しい文字列を作成するのではなく、元の文字列の先頭の文字を大文字して、残りの文字列は小文字にする文字列を作成します。
結果は「Abcd」です。
次の例をみてみましょう。9 結果は「Abcd 」です。
次は文字列の最初の文字を取り除くchrメソッドについて説明します。
では例をみてみましょう。9 9取り除かれた文字列の最初の文字が返されます。
結果は文字列の最初の文字「A」が出力されます。
次は文字列をカラ文字にするclearメソッドについて説明します。
では例をみてみましょう。9 9結果は文字列をカラにするので9です。
つまりカラ文字です。

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Arrayクラスについて知ろう

この章では配列の順番を変えたりするArrayクラスのメソッドなどについて説明します。これらのメソッドはArrayクラスにあらかじめ備わっている機能です。
初めにsliceメソッドについて説明します。9 a番目の添え字の要素からbの数だけ要素を取り出した新たな配列を作ります。9 この例の場合は犬から数えて3個取り出しています。
結果は9です。
sliceのもう一つの使い方を説明します。99 この構文は引数が1つですが、aの添え字に相当する要素を取り出して、その要素を返してくれます。
結果は「犬」です。
また9と同じ意味を、atメソッドを使って作ることが出来ます。99

次はsliceの引数に範囲演算子を使った例です。99 0番目の要素から3番目の要素までを切り取って新たな配列を返してくれます。9 次は連続していない配列の要素を切り取って、新たな配列にする方法です。
sliceは連続した要素しか切り取ることが出来ませんでした。
連続していない配列の要素を切り取るには9を使います。
9この構文では添え字に相当する要素を取得できます。
では例をみてみましょう。9 このように任意の添え字を指定するとその添え字に相当するデータを配列として取得できます。
結果は9です。

次は配列同士を足したり引いたりする演算を説明します。
では例をみてみましょう。99 num1とnum2と言う2つの配列がありますが、これに対して演算を行います。9 =>配列同士を足すと2つの配列の要素を重複した要素も一緒に足し合わせて、配列を作ります。
結果は9です。9 =>配列同士を足し合わせますが重複した要素は1つの要素とする配列をつくります。
結果は9です。
9=> num1からnum2にある要素を取り除いた配列を作ります。
num2の6,7,8はnum1には存在しないので無視されます。
結果は9です。

次は配列の先頭や末尾に新たな要素を付け加えたり、取り除いたりするメソッドについて説明します。
初めにunshiftメソッドについて説明します。99 この例ではサイを配列の先頭に付け加えていますので、
結果は以下の通りです。9 次はshiftメソッドについて説明します。99 この例では先頭の要素である猫を取り除いているので結果は9です。

次はpushメソッドについて説明します。99 この例ではサイを配列の末尾に付け加えていますので、結果は9です。
次はpopメソッドについて説明します。99 この例では末尾の要素であるネズミを取り除いているので、結果は9です。

次はfirstメソッドについて説明します。99 この例では猫を返しますので、結果は「猫」です。

次はlastメソッドについて説明します。99 この例ではネズミを返しますので、結果は「ネズミ」です。
次はconcatメソッドについて説明します。99 配列animalの末尾に別の配列9を結びつけますので、結果は以下の通りです。9 次はcompactメソッドとcompact!メソッドについて説明します。
違いは「!」が付いているか、付いていないかです。9 compactメソッドはnilを取り除いた新しい配列を作ります。
compact!メソッドもnilを取り除きますが、新しい配列を作るのではなく、元の配列自体を操作します。
では例をみてみましょう。9 結果は9ですが、元の配列も変わっているのが分かります。
次の例をみてみましょう。9 新しい配列を作るので、新たな配列aを作って、それにnilを取り除いた配列を代入しています。
結果は9です。
試しに9で出力すると元の配列9が変わらずに出力されます。
次はdeleteメソッドについて説明します。
では例をみてみましょう。99 猫を削除したので、結果は9です。

次はdelete_atメソッドについて説明します。
では例をみてみましょう。99 deleteは引数に要素そのものを指定するのに対して、9は添え字を指定します。
結果は9です。

次はdelete_ifメソッドについて説明します。
では例をみてみましょう。99 delete_ifメソッドは条件に合致した要素だけを削除します。
配列のそれぞれの要素が変数にセットされ、ブロック内の条件に合致した要素だけを削除します。
この例では7を超えている要素を削除しますので、8、9が削除されます。
結果は9です。

次はreject!メソッドについて説明します。
では例をみてみましょう。99 delete_ifメソッドと同じ働きをするreject!メソッドを説明します。
reject!メソッドは条件に合致した要素だけを削除します。
条件に合致した要素を新しい配列に入れるのではなく、元の配列に対して操作を行います。
結果は9です。

次はrejectメソッドについて説明します。
では例をみてみましょう。99 rejectメソッドは条件に合致した要素だけを削除します。
条件に合致した要素を新しい配列に入れます。
reject!メソッドは元の配列に対する操作でしたね。
結果は9です。

次はuniq!メソッドとuniqメソッドについて説明します。
uniq!メソッドは配列の要素の中で同じ要素があった場合には1つにまとめます。
また、このメソッドは新しい配列を作るのではなく、元の配列に対して操作を行います。
uniqメソッドは配列の要素の中で同じ要素があった場合は1つにまとめます。
また、このメソッドは新しい配列を作ります。9 では例をみてみましょう。9 結果は4つある1が1つになったので、9です。
次の例をみてみましょう。9 このメソッドは新しい配列を作りますので、配列aという新しい配列に結果を代入してから、出力しています。

次はcollec!メソッドについて説明します。
では例をみてみましょう。99 collec!メソッドは要素の数だけブロックの中を実行し、そのブロックで処理した結果を返します。
また、このメソッドは新しい配列を作るのではなく、元の配列に対して操作を行います。
この例では配列の要素に100を足したものを元の配列に入れています。
結果は9です。
これはmap!メソッドを使って、9と書き替えても同じ意味になります。9

次はcollectメソッドについて説明します。
では例をみてみましょう。99 collectメソッドは要素の数だけブロックの中を実行し、そのブロックで処理した結果を新たな配列として作成します
結果は9です。
次はfillメソッドについて説明します。
では例をみてみましょう。99 fillメソッドは配列の要素を指定した要素で置き替えます。
このメソッドは新たな配列を作成するのではなく元の配列に対して操作を行います。
結果は9です。
fillメソッドの別の例をみてみましょう。99 添え字を指定すると添え字以降の要素が指定した要素で置き換わります。
結果は9です。
fillメソッドの別の例をみてみましょう。99 添え字と個数を指定すると添え字から指定した個数だけ、指定した要素で置き替わります。
結果は9です。
さらにfillメソッドの別の例をみてみましょう。99 範囲演算子で「ここからここまで」と指定する方法です。
この例では3から6までの添え字の範囲を猫に変えています。
結果は9です。

次はreverse!メソッドについて説明します。
では例をみてみましょう。99 reverse!メソッドは配列の順序を逆にした配列を作成します。
この動作は新たな配列に対してではなく、元の配列に対して行われます。
結果は9です。
次はreverseメソッドについて説明します。
では例をみてみましょう。99 reverseメソッドは配列の順序を逆にした配列を作成します。
この動作は元の配列に対してではなく、新たな配列に対して行われます。
結果は9です。
次はsort!メソッドについて説明します。
では例をみてみましょう。99 sort!メソッドは配列の要素を小さい順に並び変えます。
この動作は新たな配列に対してではなく、元の配列に対して行われます。
結果は9です。

次はsortメソッドについて説明します。
では例をみてみましょう。99 sortメソッドもsort!メソッドと同じ機能なので、配列の要素を小さい順に並び変えます。この動作は元の配列に対してではなく、新たな配列に対して行われます。
結果は9です。
次の例をみてみましょう。99 このsortメソッドは「ブロックでソートする機能」です(ブロックとは{ }の中です)。
この動作は元の配列に対してではなく、新たな配列に対して行われます。
この例のブロック内は9となっていますが、これは大きい順になります。
結果は9です。
次の例をみてみましょう。99 このsort!メソッドは「ブロックでソートする機能」です。
この動作は新たな配列に対してではなく、元の配列に対して行われます。9 次は配列に文字列を追加する方法について説明します。
基本構文は以下の通りです。9 これは配列に文字列を付け加えて新たな配列を作成するのではなく、元の配列自体を変更します。9 結果は9です。

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様々なオブジェクト(Arrayオブジェクト)について知ろう3

この章ではArrayオブジェクトについて説明します。
Arrayオブジェクのプロパティやメソッドで配列に対して様々な操作を行うことが出来ます。
配列の要素の順番を変えたりするプロパティやメソッドについて説明します。1 length プロパティは配列の最後の添え字に1を足した数を返します。
では例をみてみましょう。11 1=>添え字に1を足した数を返すと書きましたが、簡単に言いますと要素の数です。
要素の数は5個なので、5を返します。

1=>「配列.length =数;」と言う形式で記述すると配列の要素を増やしたり、減らしたりすることが出来ます。
この例の場合は配列の要素を2つ増やして、7にしています。
追加した残りの要素には何も入っていないので、
1と、出力すると結果は
undefined
undefined
です(未定義値)。
逆にperson1.length=2;と、要素数を減らすと残りの要素は無くなってしまいますので、for文で取り出すと
結果は
kondou
shimizu
です。1 toStringメソッドはArrayオブジェクトを文字列に変換します。
配列の要素を「,」で繋げた形で出力されます。
では例をみてみましょう。1 結果は以下の通りです。11 joinは配列の要素を指定した区切り文字で区切って繋げてくれます。
例の場合は「@」で区切っています。
では例をみてみましょう。1 結果は以下の通りです。1 以下のようにjoinのカッコの中をカラにしますと、「,」で連結されます。
person1.toString()と同じ結果になります。1 結果は2つとも以下の通りです。11 sortメソッドはArrayオブジェクトをアルファベットの順番に変えます。
では例をみてみましょう。1 結果は上から以下のように出力します。11 アルファベットを使った配列の場合はアルファべット順に変えてくれるので問題ないですが、
1のように要素が数字の場合は数字の順番に並べてくれるわけではないので、気を付けてください。1 reverseメソッドはArrayオブジェクトを現在の要素と逆順に変えます。
では例をみてみましょう。1 結果は上から以下のように出力します。11 sliceメソッドは配列の要素を取り出します。
では例をみてみましょう。1 以下に開始位置、終了位置の数え方を書きます。
終了位置は指定した位置の一つ前までになります。
0番目 kondou 
1番目 shimizu 
2番目 honda
3番目 doumoto
4番目 inukai
結果は上から以下の通り出力します。11 =>spliceは開始位置から数えて何個置換するか決めて、それを置換文字列で置き換えます。
1=>開始位置から何個削除するか指定すると、その要素が削除されます。
では例をみてみましょう。1 では説明を始めます。1 1切り取った要素はこの例のsのように受け取ることが出来ます。1 3個切り取ったのに、2個しか代わりに入れなかった場合には要素数が1つ減ることになります。
逆に3個切り取って、代わりに4個入れた場合は要素数が1つ増えることになります。
結果は上から以下の通り出力します。11 popメソッドは、配列の一番後ろの要素を削除します(要素の数は1つ減る)。
では例をみてみましょう。1 結果は上から以下の通り出力します。1 削除したものを受け取りたい場合は1のように変数で受け取ります。
最後に1と、出力すると末尾のinukaiが削除された状態で出力されているのが解ると思います(元の配列も実際に削除されます)。1 pushメソッドは、配列の末尾に要素を追加します(追加した分、要素数は増えます)。
カンマで区切れば、いくらでも要素を追加することが出来ます。
では例をみてみましょう。1 結果は上から以下の通り出力します。1 要素数を受け取りたい場合は1のように変数で受け取ります。
この例の場合は4です。
つまり、pushメソッドの戻り値は要素数です。
1を出力するとkonno,hiroが追加されているのがわかります。1 shiftメソッドは、配列の一番前の要素を削除します(要素の数は1つ減ります)。
では例をみてみましょう。1 削除した要素を受け取りたい場合は1のように変数で受け取ります。
1で出力すると実際にkondouが削除されて出力されているのが解ります。
結果は上から以下の通り出力します。11 unshiftメソッドは、配列の一番前に要素を追加します(追加した分、要素数は増えます)。
カンマで区切れば、いくらでも追加することが出来ます。
では例をみてみましょう。1 要素数を受け取りたい場合は1 のように変数で受け取ります。この例の場合は7です。
つまり、unshiftメソッドの戻り値は要素数です。
1で出力するとyumenoとnakataが追加されているのがわかります。1 例えば以下のsliceメソッドは文字を取り出していますが、これは元の配列には影響しませんが、上のpopメソッドなどは実際の配列まで変化します。1 上から出力すると以下の通りに出力しますが、途中で取り出しても最初と最後の配列の要素が変わっていないことが分かります。1

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様々なオブジェクト(Stringオブジェクト)について知ろう2

この章ではStringオブジェクトについて説明します。これも組み込みオブジェクトなので、簡単に文字列に関しての機能を使うことが出来ます。1 初めにオブジェクトを作成してから、様々なメソッドなどを実行します。1 lengthは文字列の長さを取得します。
では例をみてみましょう。1 全角文字、半角文字ともに1と、数えます。
結果は「8」です。1 charAtは文字列の一部を取り出します。
ここでの注意は「取り出す文字の位置」は0から数えてください。1 1から数えるのではないので注意してください。
a.charAt(30)のように指定した数が文字数を超えているような場合はカラが返されます(何も表示されない)
では例をみてみましょう。1 指定位置の数え方は以下のようになります。
0番目=>a
1番目=>b
2番目=>c
結果は「b」です。1 substringメソッドは指定した範囲の文字列を取り出します。
引数で「取り出す文字列の範囲」を指定して、その個所を取り出します。
例えばa.substring(0,3)は0番目の文字から3番目の文字の一つ前までを取り出すと言う意味です。終了位置の一つ前までなので気を付けてください。
では例をみてみましょう。11 substring(0,2)
=>0番目から2番目の手前までなので、答えはabです。
substring(2,0)
=>開始位置のほうが終了位置より大きい場合は後ろから前へ数えます。つまり2番目のひとつ前(つまりb)から、先頭まで取り出しますので、答えはabです。
substring(4,7)
=> 4番目から7番目の手前までなので、答えはefgです。

substring(4)
=>終了位置を省略した場合はその位置から末尾まですべて取り出すので、結果はefghiです。1 sliceメソッドは指定した範囲の文字列を取り出します。
引数で「取り出す文字列の範囲」を指定して、その範囲を取り出します。
例えばa.slice (0,3)は0番目の文字から3番目の文字の一つ手前までを取り出すと言う意味です。
では例をみてみましょう。1 1slice (0,3)
=>0番目から3番目の手前まで。
答えはabc です。

slice (4,7)
=> 4番目から7番目の手前まで。
答えはdef です。

slice (2,0)
=>開始位置の番号のほうが終了位置の番号より大きい場合は何も返されません。

slice(4)
=>終了位置を省略した場合はその位置から末尾まですべて取り出します。
結果はdef ghiです。

slice(-11,-8)
=>sliceでは開始位置、終了位置ともにマイナスの指定も出来ます。マイナス指定の場合は末尾から1と、数えます。
結果はabcです。

slice(-11,7)
=>このように開始位置がマイナス指定で、終了位置がプラス指定と言う組み合わせも可能です。
結果はabc defです。

slice(4,-2)
=>このように開始位置がプラス指定で、終了位置がマイナス指定と言う組み合わせも可能です。 結果はdef gです。1 => concatメソッドは文字列と文字列を結合する機能を持っています。
文字列1,文字列2….を結びつけます。
文字列は「,」で区切れば何個でも書けます。
以下のようにconcatと同じ結果が「+」を使用しても実現できます。
では例をみてみましょう。111 substrメソッドは指定した範囲の文字列を取り出します。
では例をみてみましょう。11 substr (0,3)
=>0番目から3つ切り取ります。
結果はabc です。

substr (4,7)
=> 4番目から7つ切り取ります。
結果はdef ghiです。

substr (2,0)
=> 2番目から0個なので何も返されません。

substr (4)
=>個数を省略した場合はその位置から末尾まですべて取り出します。
結果はdef ghiです。

substr (-11,-8)
=>個数のマイナスの指定はできません。ですので、何も表示されません。

substr (-11,7)
=>このように開始位置がマイナス指定で、個数がプラス指定と言う組み合わせも可能です。
結果はabc defです。1 indexOfは指定した文字列を先頭から右側に向かって検索します。
検索した結果、その文字がなかった場合は-1が返りますし、文字が見つかった場合はその文字の先頭位置を返します。
検索開始位置を省略した場合は0が指定されたとみなされます。
では例をみてみましょう。1 結果は「8」と「9」です。1 検索開始位置の2(cの部分)はここから右方向に検索が始まるというだけで、返される番号は先頭から数えた数になるので注意してください。
つまり,cの部分から数えた数が返されるのではありません。1 lastIndexOfは指定した文字列を後ろから先頭に向かって検索します。
検索した結果、その文字がなかった場合は-1が返りますし、文字が見つかった場合はその文字の先頭位置を返します。
検索開始位置を省略した場合は末尾が指定されたとみなされます。
以下の例はlastIndexとindexOfを較べています。1 11=>末尾から検索しているので、gchiのcが該当します
1=>先頭から数えているので、abcのcが該当します
1=>前から数えて6番目の文字(この例ではdです)から先頭に向かって検索します。hiは4番目にあるので4が返されます(ヒットした位置は先頭から数えます)。
1=>前から数えて6番目の文字(この例ではdです)から末尾に向かって検索します。hiは12番目にあるので12が返されます。
1toLowerCaseメソッドは文字列を小文字に変換します。
toUpperCaseメソッドは文字列を大文字に変換します。
では例をみてみましょう。1 結果は
「abcdefg」

「ABCDEFG」
です。1 charCodeAtメソッドは引数で指定した箇所にある文字のUnicode の値を返します。
Unicodeは「世界中の文字を共通した方法で符号化」して、コンピュータ上で扱えるように作られた文字コードです。
では例をみてみましょう。1 Cの文字コードは67なので
結果は「67」です。
charCodeAt で返されるUnicodeの値は65.536より小さい値を返します。