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ヒアドキュメントについて知ろう

この章ではヒアドキュメントについて説明します。
普通の文字列はダブルクォートやシングルクォートで囲まれたものですが、この他に以下の構文のように9から最後の9までを文字列として扱う手法もあります。9 識別子名には自由に決めた名前を付けてください。
初めの識別子をダブルクォートで囲むと変数が展開され、シングルクォートで囲むと変数は展開されません。
また、ヒアドキュメントに変数を埋め込む時には9という形式で埋め込みます。
では例をみてみましょう。9 「EOS」がダブルクォートで囲んであるので、ヒアドキュメントの中の変数は展開されます。
結果は以下の通りです。9 次の例は先ほどの例を少し変えて、ヒアドキュメントを変数に入れてから出力しています。
このような事もできますので覚えておいてください。9 次の例は最初の識別子を以下のようにシングルクォートで囲う方法で出力します。9 結果は変数が展開されませんので、変数名がそのまま表示されます。9 次はヒアドキュメントの注意点について説明します。9 上のように最後の識別子の前後にスペースやコメントなどを置くことができません(エラーになります)。
しかし、最後の識別子の前後にスペースをおいてもエラーを起こさない方法があります。
それは「<<」と最初の識別子の間に9を付けることです。
結果として、以下のように最後の識別子の前にスペースがあっても、エラーを起こさないで済みます。
では例をみてみましょう。9