この章では加算子,減算子について説明します。
加算子は数値を1つ増やし、減算子は数値を1つ減らす演算子です。
加算子は減算子はで表します。
加算子をインクリメント、減算子をデクリメントと言います。
まだ説明していませんがfor文などの繰り返し構文等に主に使われます。 では例をみてみましょう。 a1++;も++a2;も変数の値である2に1を足しているわけですが、結果は同じ3になります。
つまり、++が前にあっても、後ろにあっても結果は同じです(スペースの都合でConsole.WriteLineを2行で書いていますが1行で書いてもいいです)。
次は前置加算子の例を見てみましょう。 結果は以下の通りです。
「++aは4 goukeiは5」
初めにインクリメントして、aを4にします。そして、4に1を足した結果をgoukeiに入れるので、goukeiは5になります。
前置加算子の例は特に変わったところが無いので解りやすいと思いますが、次の後置加算子の例は少し複雑になります。
次は後置加算子の例を見てみましょう。 結果は以下の通りです。
「a++は4 goukeiは4」
後ろに++がある場合はまず初めにインクリメント演算子は無視した状態で計算します。
ですので「3+1」で4がgoukeiに入りますので、goukeiは4を出力します。
その後にインクリメントするので、aは4を出力します。
デクリメントはインクリメントと考え方は同じなので、インクリメントの項を参考にしてみてください。