この章ではwhile文について説明します。
while文はfor文と同じく、条件式がTRUEの場合は何度でも繰り返し文を実行します。
では例をみてみましょう。
順を追って説明しましょう。
〇初めにiに初期値1を代入します。
while( i < 6 )の条件式をif文と同じようにTRUEかFALSEで判定します。
もし条件部分がTRUEであるならば、
を実行します。
FALSEであるならばは実行されません。
1周目のiは1で6未満なのでを実行して、1を出力します。
そしてi++の箇所で1を加えてiは2になります。
〇 2周目のiは上の1番で1が足されているので2になっていますが、次に
の条件判定に入ります。
2は6未満なのでTRUEになり、を実行して、2を出力します。
そしてi++の箇所で1を加えiは3になります。
〇 3周目のiは上の2番で１が足されているので3になっていますが、次にの条件判定に入ります。
3は6未満なのでTRUEになり、を実行して、3を出力します。
そしてi++の箇所で1を加えiは4になります。
〇 4周目のiは上の3番で１が足されているので4になっていますが、次にの条件判定に入ります。
4は6未満なのでTRUEになり、を実行して、4を出力します。
そしてi++の箇所で1を加えiは5になります。
〇 5周目のiは上の4番で1が足されているので5になっていますが、次にの条件判定に入ります。
5は6未満なのでTRUEになり、を実行して、5を出力します。
そしてi++の箇所で1を加えiは6になります。
〇 6周目のiは上の5番で1が足されているので6になっていますが、の条件判定でfalseになるため、ここで処理を終了します。
このようにの部分がFALSEになるまで繰り返します。
つまり変数iが6以上になりましたらwhile文を終了します。