この章ではcontinueの使い方について説明します。
continueは現在進行している周回を抜けても、ループ自体は続けたい場合に使います。
では例をみてみましょう。実行結果は以下の通りです。
「1つのリンゴ2つのリンゴ3つのリンゴ5つのリンゴ」
if(i==k)の条件がtrueの場合、下の行にあるを実行することなく、forの先頭に戻ります。
つまり、例の場合は「4つのリンゴ」という文を出力しません。
そして、iとkがイコールになったのならばforの先頭に戻って、でループを続けるかどうかを決めますが、5はまだtrueなので「5つのリンゴ」を出力します。
breakと違いループ自体を止めることはしません。
次はラベル付きのcontinueについて説明します。
では例をみてみましょう。 結果は「035679」です。
これはラベル付きのbreakと構造は同じです。
「ある条件になったら周回を抜けたいと思う箇所」にと記述してください
(例の場合は「continue A;」)
次に抜けたいところにと言う形式で記述すると、そこまで実行位置を移すことが出来ます。
(この例の場合はA:)
ラベル名は変数名と同じ規則で自由に付けることが出来ます。
この例の場合はcが8になった時にcontinue でAのあるところまで実行位置が移るので、 が実行されないのはiが1の時と2の時と4の時と8の時になります。