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2次元配列について知ろう

この章では2次元配列について説明します。
2次元配列は行と列の2次元で配列を考えます。
原理的には3次元、4次元なども可能ですが、混乱の元ですので、この本では2次元のみを説明します。
2次元配列を表にすると以下の通りです。1 詳しい説明は例のあとで行います。11 2次元配列も通常の配列と同じように宣言を行ってからデータを入れます。1 では例の2次元配列について詳しく説明します。
行の要素数は1111と、合計して4つあります。
これは1次元配列に相当するものです。
列の要素数はそれぞれの1次元配列に相当するnumber[0]、number[1]、number[2]、number[3]に入っている要素数なので3になります。
つまり、配列の中に配列が入っている状態と言えます。
さらに詳しく説明します。
〇 1次元の配列number[0]には111の合計3つの要素が入っているので2次元配列になっています。
number[0][0]は0番目の配列number[0]の0番目の要素と言う意味です。
number[0][1]は0番目の配列number[0]の1番目の要素と言う意味です。  
number[0][2]は0番目の配列number[0]の2番目の要素と言う意味です。

〇 1次元の配列number[1]には111の合計3つの要素が入っているので2次元配列になっています。
number[1][0]は1番目の配列number[1]の0番目の要素と言う意味です。
number[1][1]は1番目の配列number[1]の1番目の要素と言う意味です。  
number[1][2]は1番目の配列number[1]の2番目の要素と言う意味です。

〇 1次元の配列number[2]には111の合計3つの要素が入っているので2次元配列になっています。
number[2][0]は2番目の配列number[2]の0番目の要素と言う意味です。
number[2][1]は2番目の配列number[2]の1番目の要素と言う意味です。  
number[2][2]は2番目の配列の2番目number[2]の要素と言う意味です。

〇 1次元の配列number[3]は111の合計3つの要素が入っているので2次元配列になっています。
number[3][0]は3番目の配列number[3]の0番目の要素と言う意味です。
number[3][1]は3番目の配列number[3]の1番目の要素と言う意味です。  
numbe [3][2]は3番目の配列number[3]の2番目の要素と言う意味です。
図にすると次の通りです。1
では例の詳細について説明します。
型をint,配列名をnumberにして2次元配列を作っています。
int[][] number;
=>まず初めに2次元配列の宣言をします。
number=new int[4][3];
=>次に配列の要素をどんな型でいくつ作るかを決めて、new演算子で作成します。
つまり、int型の要素を行の要素4つと列の要素 3つで作っています。
そして、作ったものを配列numberに代入しています。

次は2次元配列にデータを入れる方法を説明します。
new int[4][3];のように4つの行の要素と4つの行の要素それぞれには3つの値があるので、1という構文でデータを入れます。1 また以下のような形式で、配列の作成とデータの挿入をまとめて書くこともできます。1 では例を見てみましょう。1 では説明をしていきます。1111