この章では加算子,減算子について説明します。
加算子は数値を1つ増やし、減算子は数値を1つ減らす演算子です。
加算子は減算子はで表示します。
まだ説明していませんが、for文などの繰り返し構文等に主に使われます。 では例をみてみましょう。 a1++;も++a2;も変数の値である2に1を足しているので、結果は同じ3になります。
つまり、単独でを使用する場合には結果は同じになります(++が前にあっても、後ろにあっても結果は同じです)。
次は前置加算子について詳しく説明します。 「++a」は「a=a+1」と同じです。
つまり「a+1」を計算してから、左辺のaに結果を代入して、printfで出力していますので、のは4になります。
aはこの時点で4に変化しているのでのaも4になります。
前置加算子の例は特に変わったところが無いので解りやすいですが、次の後置加算子の例は少し複雑になります。
後置加算子の例をみてみましょう。 後置加算子では初めにを無視した状態で出力し、それからaに1を加算します。 つまり、この例ではaの値である3を出力してから、aに1を足しています。