この章ではリストを操作する他の機能について説明します。
初めにリストの要素数を取得する方法について説明します。
では例をみてみましょう。 リストの要素数を取得する構文は以下の通りです。 len関数ではリストの要素の数を取得することが出来ます。
この例では猫からネズミまで要素は5つありますので結果は5です。
戻り値をaなどの変数に入れてもいいです。 次は指定した要素の添え字を取得する方法について説明します。
では例をみてみましょう。 指定した要素の添え字を取得する構文は以下の通りです。 indexメソッドは同じ要素が複数ある場合には1番前から検索して、最初に見つかった要素に該当する添え字を取得します。
は2つありますが、最初に見つかった要素に該当する添え字を取得するので結果は0です。
次はリストの中で同じ要素が何個あるかを確認する方法について説明します。
では例をみてみましょう。 リストの中で同じ要素が何個あるのかを確認する構文は以下の通りです。 countメソッドはリストの中で同じ要素が何個あるのかを取得します。
という要素は2つありますので、結果は2です。
次はリストの中に指定した要素が存在するのかを確認する方法について説明します。
では例をみてみましょう。 リストの中に指定した要素が存在するか確認するには以下の構文を使います。 この形式はリストの中に指定した要素が含まれていれば true,含まれていなければfalseを返します。
このtrueや falseについては「条件分岐ifの公式1」で説明しますので、今は分からなくても結構です。
もう1つ、他の構文を紹介します。 この構文はリストの中に指定した要素が含まれていれば false,含まれていなければtrueを返します。
結果は以下の通りです。
次はリストの順番を並び変える方法について説明します。
では例をみてみましょう。 リストの順番を並び替えるには以下の構文を使います。 sortメソッドはリストの中身を並び替えます。
数値の場合は小さい方から大きい方へ、文字列の場合は文字コードの順番で並び替えます。
アルファベットの場合にはアルファベット順に並び替えますが、小文字より大文字の方が前に並びます。
結果は次の通りです。
次の例はリストの中の要素を単純に逆にする方法について説明します。
では例をみてみましょう。 リストの中の要素を逆するには以下の構文を使います。 reverseメソッドはリストの中の要素を単純に逆にします。
結果は以下の通りです。
次は文字列からリストを作成する方法について説明します。
では例をみてみましょう。
次の構文(list)で文字列からリストを作成する事が出来ます。 結果は次の通りですが、リストのカッコが付いているのが分かります。