この章では変数について説明します。
変数とはオブジェクトを入れることが出来る入れ物です。
オブジェクトのことはまだ説明していないので、ここではデータと思ってください(例えば文字や数値などもデータです)。
例えば携帯電話やフロッピーディスクにデータを記憶すると持ち運びが出来ますが、この携帯電話やフロッピーディスクに相当するものが変数です。
では例をみてみましょう。 後で詳しく説明しますが、nekoというデータをanimalという変数に入れて、print文で変数に入っているデータを出力しています。
このようにデータは変数に入れて、プログラム内で使っていきます。
結果は以下の通りです。 このプログラムの中のanimalが変数ですが、以下で変数の特徴について説明します。 先頭には@ や@@を使用することができますが、これらには意味がありますので、「クラスについて知ろう」の章で説明します。 予約語とはあらかじめRubyで定義済みの文字です。
例えば、「if」でしたらというRubyの内部機構で初めから装備されている機能ですので、使用することが出来ません。 「=」を代入演算子と言います。
このように書くことでnekoと言うデータをanimalと言う変数に入れることができるわけです。
データを入れる行為を代入と言います。
そして、その変数に入っているデータを出力するのが先ほど説明したprintや putsです。
つまり、はになります。
変数に格納されているデータが使用されることを変数展開と言います。
つまりデータを上書きできると言うことです。
その場合、前のデータも消えてしまいます。
では例をみてみましょう。 nekoというデータは後から入れられたdogで上書きされます。
結果は以下の通りです。 例えば のようにを入れないと以下のエラーが発生します。 もう一つの書き方としては変数をで囲みます。
その場合にはを入れる必要はありません。 animalを他の変数であるanimal2に入れていますので、animal2にもnekoが代入されています。
結果は以下の通りです。
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