この章では列挙型について説明します。
「列挙型」は結びつきがある要素をひとまとめにして、新しい型として定義することを言います。
詳しい説明は例の後に行います。
列挙型は宣言を行うことが必要ですが、構文は次のようになります。 この構文をみていただくと分かりますが、定数を要素として、配列のごとく宣言されています。
例では以下のように列挙型の宣言をしています。
と宣言する事により、要素の中の定数に 0 から順に整数値が与えられます。
つまり、以下のように書き換えることが出来ます。 このようにdefineでバラバラに定数を管理しないで、列挙型で管理した方が要素間の結びつきが分かりやすくなります。
列挙型の宣言をした後は列挙型の変数を宣言します。
基本構文は以下の通りです。 この例では以下のように列挙型の変数の宣言と同時に値を初期化しています。 これにより変数doubutsuは列挙型を扱う変数として定義されたことになります。
その後はswitch文で判定して、一致した箇所で出力されます。 デフォルト値を設定しないと0 から順に整数値が与えられます。