この章ではアクセスカウンターの作成方法について説明します。
アクセスカウンターはサイトに訪れた人数をカウントする機能です。
では例をみてみましょう。新たに「count1.txt」というファイルを作成してください。
アクセスをカウントするためには「その数を保存する媒体」が必要になりますので、この例ではアクセス数をファイルに記録します。
そして「count1.txt」の先頭行の左端に0と入力し保存します。
「count1.txt」の保存先はperlファイルと同じにしてください。 そこでseek 関数を使うと、現在のファイルの位置を移動することが出来ます。
seek 関数はファイルポインタを移動するための関数です。
ファイルポインタというのは、ファイルに書き込んだり、ファイルを読み込んだりする位置のことです。
つまり、ファイルの先頭や末尾など任意の位置まで移動させることが出来る関数です。
この例では読み書き用でファイルを開いているので書き込むときにはファイルポインタを先頭に戻さなくてはいけません。
seek関数を使ってファイルポインタを戻さないと以下のようにファイルポインタがずれてしまいカウントすることが出来ません。 例えばファイルの先頭に移動するには以下のように書きます。
つまり、ファイルの先頭から0バイトなので先頭を意味します。 ファイルの終端に移動するには以下のように書きます。
つまり、ファイルの終端から0バイトなので末尾を意味します。
カテゴリー