この章では変数の影響がどこまで及ぶのかを説明します。
変数にはスコープと呼ばれる有効範囲が存在します。
変数は関数の外で作成した変数と、関数内で作成した変数に分けます。
関数外で作成した変数はグローバル変数と呼ばれ、いつでも出力したり呼び出すことができます。
問題なのは関数内で作成した変数です。
これはローカル変数と呼ばれ、その関数内でしか使用することはできません。
また関数内と関数外で同じ変数名があった場合、つまりローカル変数とグローバル変数とが同じ変数名であった場合、関数内で優先されるのはローカル変数です。
では実際に例を見てみましょう。 この例ではわざとグローバル変数のとheikin関数の中のローカル変数gの2つの同じ変数名を用意しました。
関数の中ので出力されるのはローカル変数の99です。
つまりグローバル変数gの値である34よりローカル変数の99の方が優先されます。
結果は以下の通りです。 グローバル変数は関数内でも使用できますので、以下の例を見てください。 先ほどの例からローカル変数のgを削除しました。
その場合はグローバル変数gの値である34が関数内のgで使用されます。
結果は以下の通りです。
カテゴリー