この章ではリストの要素を変更する方法と新しい要素を追加する方法について説明します。
リストの要素を変更する方法については少しだけ説明しましたが、この章では詳しく説明します。
では例をみてみましょう。 リストの要素を変更するには次の構文で書きます。 リスト名の横に変更したい要素に該当する添え字を記述し、新たなデータを代入します。
上の例では犬をシマウマに変更しています。
結果は次の通りです。
次の例はリストの範囲を指定して新しいリストを代入する方法です。 開始位置と終了位置は添え字で指定してください。
また終了位置は指定した番号の1つ手前までを指します。 結果は以下の通りです。
次の例をみてみましょう。 では説明を始めます。 上のように範囲指定した数と新たな要素の数は一致させる必要はありません。
例の場合は範囲指定した2つ([0:2])のリストに対して、1つの新しいリストを代入しています。
結果は以下の通りです。
次の例をみてみましょう。 では説明を始めます。 上の例は終了位置を省略した形式です。 終了位置を省略すると開始位置で指定した添え字から最後の添え字までを指定したのと同じ意味になります。 結果は次の通りです。
次の例をみてみましょう。 では説明を始めます。 上の例は開始位置を省略した形式です。 開始位置を省略すると先頭から終了位置で指定した添え字の1つ前までを指定したのと同じ意味になります。
つまり、と同じ意味になります。
そのという新たなリストを代入しているので、結果は次の通りになります。
次の例をみてみましょう。 では説明を始めます。 この構文でリストのすべての要素に新たなリストを入れることができます。
つまり「リスト名[:]」はすべてのリストの要素を意味するのでこの記述は以下のリストと同じ意味になります。 そこにを代入しているので、結果は次の通りになります。
次の例をみてみましょう。 この構文でリストの末尾に新たな要素が追加されていきます。
appendはメソッドと呼ばれています。
メソッドは関数と同じで入力したデータに基づいて決められた処理を行い、戻り値という結果を返す機能を持っています。
つまり、メソッドと関数は同じ機能があります。
メソッドと関数の違いにこだわる必要はありません。
この例では3回appendでデータを追加していますが、その都度リストの末尾にデータが追加されていきます。
結果は以下の通りです。
次の例をみてみましょう。 この構文で添え字で指定した位置に新たな要素が追加されます。
この例では0番目の位置、つまり先頭にシマウマを入れていますので、元のリストの添え字は1つ後にずれます。
結果は次の通りです。
次の例をみてみましょう。 この構文でリストの末尾に新たなリストが追加されます。
次の例をみてみましょう。
この構文でリストとリストを連結させて、新たなリストを作成します。
この例ではanimalとanimal2を「+」で連結させてanimal3という新しいリストを作成しています。
結果は次の通りです。
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