この章ではPythonプログラムで計算する方法について説明します。
まず初めに数値型の計算から始めます。 では説明を始めます。
=>「数値+数値」と言う形式で足し算を行います。
結果は4です。
=>「数値-数値」と言う形式で引き算 を行います。
結果は2です。
=>「数値*数値」と言う形式で掛け算を行います。
結果は8です。
=>「数値/数値」と言う形式で割り算を行います。
結果は2ですが、整数同士の割り算は結果も整数として出力されるので、小数点以下は省略されます。
浮動小数点数を含む計算ですと小数点まで含んだ結果を得ることが出来ます。
例えば「5.0/2」のように片方を浮動小数点数に変えてみると結果は「2.5」と正確に出力されます。
つまり、両辺のどちらかを浮動小数点数にすると結果も浮動小数点数に変わります。
両辺が浮動小数点数でも同じです。
もうひとつの注意点としては「5/0」のように0を割ることはできません。
0を割ろうとすると以下のようなメッセージが表示されます。 =>「数値//数値」と言う形式で割り算を行います。
しかし浮動小数点数の計算でも小数点以下までの計算は行われません。
片方を「5.0//2」のように浮動小数点数に変えたとしても結果は2.5とならず、2.0と出力されます。
=>「数値%数値」と言う形式で割り算の余りを求めます。
結果は1です。
=>「数値**数値」と言う形式でべき乗を求めます。
この例ですと8を三回掛けた結果が得られます。
結果は512です。
=>計算の優先順位は足し算や引き算より掛け算や割り算の方が先に行われます。
これは算数の法則と同じです。
どうしても、足し算や引き算から行いたい場合はのようにカッコを付けてください。
先ほどの例は以下のように数値を変数に入れて計算を行ってもいいです。 次は文字列を数値に変換して計算する方法について説明します。
これは以前に説明しましたがもう一度説明します。
以下の例はエラーが発生します。 実行すると以下の通りエラーが表示されます。 エラーの意味は文字列と数値を「+」で足せませんと言う意味です。
エラーを出さないようにするにはint関数を使って整数にキャストします。 結果は202です。
次は変数aに入っている数値と他の数値を計算して再び変数aに代入する時の便利な書き方について説明します。
これは演算子が2つ組み合わされているので複合演算子と呼ばれています。
例えばはと同じですが、の2つの演算子を複合して使っています。 では例をみてみましょう。 では説明を始めます。 結果は次の通りです。