これからC言語の学習を始めます。
C言語はAT&Tベル研究所のデニス・リッチー氏により開発されたプログラミング言語です。
C言語は主に電子機器や自動車の内部プログラム言語として使われています。
Cプログラムの作成手順から説明します。
[step1]
初めにテキストエディタでプログラムを書きます。
そのプログラムが書かれたファイルをソースファイルと言います。
そのソースファイルの拡張子はです。
例えばと名前を付けます。
しかし、このままではプログラムは動きません。
次のstep2で説明するコンパイルと言う作業が必要になります。
[step2]
ソースファイルをコンピュータで実行可能な形式に変換します。
その作業をコンパイルと言います。
そして、ソースファイルをコンパイルした結果出来るのが、オブジェクトコードです。
つまりソースコードをコンピュータが実行できるように変換したコードのことです。
[step3]
次にリンクと言う作業を行います。
実際にプログラムを実行させるためにはstep2のオブジェクトコードに「標準ライブラリなどを自動的に結合して作られたファイル」が必要になります。
この結合する作業をリンクと言います。
標準ライブラリとは画面に出力させるprintf関数やscanf関数などの機能を提供するファイルです(標準ライブラリについては後ほど説明します)。