この章では例外処理について説明します。
例外とは、プログラムの実行過程で発生するエラーのことを言います。
0による除算や配列の添え字の数を超えて実行しようとするとエラーが起こります。
例外が起こったときに、予想外の動きをしないためには例外処理を行う必要があります。
例外処理をすることで プログラムが途中で中断されることなく続けることができるメリットがあります。
では例をみてみましょう。
このクラスを基本として、様々な例外処理が行われます。
例えばこの例のDivideByZeroExceptionクラスは Exception クラスの子クラスですが、0で除算した際の例外処理を行います。
Messageはプロパティですが、ここに例外の文字列が格納されています。
結果は以下の通りです。
この例外を扱うクラスはIndexOutOfRangeExceptionです。
配列の要素数を超えてデータを入れようとすると、この例外クラスが実行されます。
今までは2つの例外
これらに代わって
「Exception」を使うことで
どの例外でも補足することが
可能になります。
Exceptionクラスは今まで説明してきた例外クラスの親クラスに当たります。
では例をみてみましょう。
明示的に例外を投げるにはtryのブロック内に
throw 文は例外が起こる箇所に挿入します。
ArgumentNullExceptionクラスは値がnullである可能性があるプログラムに使用されます。
結果は以下の通りです。