この章ではコンストラクタについて説明します。
コンストラクタはオブジェクトを作成すると同時に自動的にフィールド変数にデータを入れる特殊なメソッドです。
詳しい説明は例の後に行います。
では例をみてみましょう。
以下がコンストラクタの基本構文です。
例では以下の箇所がコンストラクタです。
オブジェクトを作成するとコンストラクタが自動的に実行されるのですが、渡したいデータはオブジェクトの引数に入れます。
この例では以下の箇所です。
図にすると以下の通りです。
次は引数のあるコンストラクタと引数のないコンストラクタを両方作った例をみてみましょう。
このように引数の数や引数の型が違うならば、同じ名前のコンストラクタを定義することが出来ます。
この例では上のコンストラクタは引数がなく、下のコンストラクタは引数が3つあり、引数の数が違いますので同じ名前のコンストラクタでも定義することが出来ます。これをオーバーロードと言います。
コンストラクタの実行はオブジェクトの引数に応じて呼び出されます。