プログラミング入門

エスケープシーケンスについて知ろう

この章ではエスケープシーケンスについて説明します。
エスケープシーケンスとは、ダブルクォートやシングルクォートなど文字列として入力することが出来ない特殊な文字をを使って表現します。
テキストディタによってはという表記になっています。
シングルクォート内で使うことが出来るエスケープシーケンスはだけです。
後はダブルクォートの中で使用します。 では例をみてみましょう。
と、ダブルクォートを含めて出力させたいと思って以下のように書いてもエラーが出ます。 これはダブルクォートがPerlでは文字列を囲むという特殊な意味を持っているからです。
つまり、以下のようにダブルクォートの関係性を捉えているからです。

ですので、ダブルクォートをとして使いたい場合にを入れます。 このようにを入れればエラーにならないでと、出力されます。
次の例をみてみましょう。結果は以下のようにタブが挿入されます。
次の例をみてみましょう。
PerlではHTMLのタグもprintで出力できるのですが、以下のようにHTMLの属性の値をダブルクォートで囲んでもエラーになります。 なぜなら、ダブルクォートの対応関係を以下のようにPerlでは捉えているからです。
つまりの部分は文字列なのに、ダブルクォートで囲まれていないと捉えているのです。 ですので、以下の赤枠のダブルクォートをでエスケープしてください。
これでPerlはこのダブルクォートはHTMLの値を囲んでいるのであって、Perlのダブルクォートとは関係ないと解釈してくれます。 補足ですが、HTMLタグを出力するときには以下の枠の箇所をからに変えてください。 次の例をみてみましょう。 $catsの前にが付いていますが、これで変数自体の機能がなくなって、ただの文字$に戻りますので結果はになります。