プログラミング入門

様々なオブジェクト(Mathオブジェクト)について知ろう4

この章ではMathオブジェクトについて説明します。
Mathオブジェクトのプロパティとメソッドはすべて静的プロパティと静的メソッドです。
Mathオブジェクトはコサインやタンジェントなどの計算を行うオブジェクトです。 このプロパティを使うにはもちろん数学の知識が必要です。
では例をみてみましょう。 では例をみてみましょう。 例えばアークコサインを得たい場合にはという形式で書きます。
結果は上から以下の通り出力します。
次はmaxメソッドminメソッドについて説明します。

次はMath.maxとMath.minについて説明します。

=>大きい方を返すので10を返します。

=>大きい方を返すので90を返します。

=>引数の中に数値ではないものがあれば、NaNが返されます。

=>小さい方を返すので8を返します。

=>小さい方を返すので8を返します。

=>引数の中に数値ではないものがあれば、NaNが返されます。
では例をみてみましょう。 結果は以下の通りまでの範囲でランダムに出力されます。

次はMath.roundメソッドについて説明します。Math.roundメソッドは数値の小数点以下を四捨五入します。

では例をみてみましょう。 注目点はマイナスの数値で例のように-3.5など終わりが「.5」
の場合は「.5」以下が切り捨てになりますので気をつけてください。
のようにの場合は-4と正確に表示されます。
結果は上から以下の通り出力されます。

次はMath.ceilメソッドについて説明します。Math.ceilメソッドは小数点以下の値を切り上げした整数を返します。
必ず引数より大きい整数を返します。
では例をみてみましょう。 結果は上から以下の通り出力されます。次はMath.floorメソッドについて説明します。Math.floorメソッドは小数点以下の値を切り下げした整数を返します。
必ず引数より小さい整数を返します。
では例をみてみましょう。 結果は以下の通りです。