この章ではstaticについて説明します。
staticが指定してあるフィールド変数を静的フィールドと言います。
次の例では以下のlastIDが静的フィールドです。
つまり、静的フィールドはオブジェクトではなくてクラスに属していると言えます。
では例をみてみましょう。
次の例は「Main88.java」です。
試しに
逆にstaticを付けたフィールド変数はクラスに属しているので上書きされずにカウントアップされたわけです。
つまり、オブジェクトに依存していない変数と言えます。
ではカウントアップするメソッドについて説明します。
仕組みはコンストラクタが呼び出されるごとに以下のmakeMemberIDメソッドが呼び出され、静的フィールドのlastIDをカウントアップするという手法です。
静的フィールドはクラスに属していると言いましたが、この静的フィールドに直接アクセスするには
では説明をするのに先ほどの例を変更して使いますのでMember22.javaの
そして、Main88.javaの中に次の赤枠の記述を追加します。
つまり、静的メソッドはクラスに属するメソッドなので、オブジェクトに依存していません。