この章では繰り返し文であるfor文について説明します。
何回も同じ処理を繰り返す必要があるときに、for文を使えば簡潔に記述することができます。
同じような処理を何度も繰り返すプログラムを書く場合、以下のように何度も同じ処理を書くのは面倒ですし、間違いも多くなりがちです。
では例をみてみましょう。
そこで、forを使用すると繰り返し文を簡単に書くことが出来ます。
以下がfor文の基本構文です。
初期値式とは条件式を判定するときの初めの変数です。
初期値式は下の例で言えば
次に初期値式を元に条件式を判定してTRUEであるならば、処理文が実行されることになります。
条件式は下の例で言えば
処理文が実行された後に増減式において、初期値を足したり引いたりする行為を行います。
増減式は下の例で言えば
増減式は
ではforの例を詳しく説明します。
では説明をしていきます。
〇初めにiに初期値の1をセットします。
初期値は1ではなくても自由に決められます。
〇 「i<=3」の条件式を判定します。
ここがTRUEですので
ここで1回目の「猫」を出力します。
〇それからi++で iに1を足し、iは2になります。
〇そしてまた条件式
ここで2回目の「猫」を出力します。
〇それからi++で iに1を足し、iは3になります。
〇そしてまた条件式
ここで3回目の「猫」を出力します。
〇それからi++で iに1を足し、iは4になります。
〇そしてまた条件式
では以下の例をfor文で書き替えてみましょう。
条件式は