この章では配列について説明します。
変数は1つの値しか保存できませんが、配列は複数のデータをひとまとめに扱うことが出来ます。
変数と配列の違いを比べてみましょう。
最初の例は普通の変数で書いたプログラムです。
専門的に言いますと変数の保存場所が3つとも別と言う意味です。
これらの変数同士を結び付けているのはプログラマ自身です。
int test1=22;
int test2=23;
int test3=33;
これらの複数の変数を1つの変数として扱いたい場合には配列を使うと便利です。
例えば人の身長、体重、年齢などを別々の変数で管理するのではなく、ひとまとめに管理したい場合に配列を使います。
では配列の作り方について説明します。
配列を使うには初めに配列の宣言をします。
double型のデータを入れたいのであれば
stringのデータを入れたいのであれば
宣言の後にすることは配列に入れるデータの数を決めることです。
=>「配列の宣言」をした後は配列の要素(データ)をどんな型でいくつ作るかを決めて、new演算子で作成します。
この例では配列の要素をint型で3つ作っています。
そして、作ったものを配列(この例ではtest)に代入します。
次は配列の宣言と要素数の作成を1行で書く方法について説明します。
次は作った配列にデータを入れる方法について説明します。
基本構文は以下の通りです。
添え字は0から順番に番号が付けられていきます。
添え字とは配列のデータがどこに保管してあるのかを管理する番号です。
例えばコインロッカーには番号が振ってありますが、この番号があるからこそ、どこに荷物があるのかが分かるように、添え字も考え方は同じです。
つまり、この例は以下のような意味があります。
配列testの0番目には22という要素が入っていて、配列testの1番目には23という要素が入っていて、配列testの2番目には34という要素が入っています。
次に
次の例は配列の宣言とその配列にデータを入れる作業を簡単に記述する方法について説明します。
例のように
基本構文は以下の通りです。
では次は参考までにStringで配列を作ってみましょう。
今まで見てきた配列の構造と作り方は同じです。
次は配列に要素が何個入っているかを調べる方法について説明します。
では例をみてみましょう。
配列名とlengthの間に
結果は