この章ではハッシュについて説明します。
ハッシュは配列と似ていますが、普通の変数では1つしかデータを入れることができませんが、配列は複数のデータをまとめて入れることができます。
ハッシュも基本的な仕組みは同じです。
では配列とハッシュの違いは何でしょうか?
大きく違う点は配列は個々の要素を添え字で管理していましたが、ハッシュは文字列であるキーで個々の要素を管理します。
ハッシュを作成する方法は2種類ありますので、以下で説明します。
ハッシュは添え字の代わりにキーで要素を管理します。
キーとは
値とは
ハッシュはキーと値をペアで関連付けして記述します。
キーと値の関連付けは
つまり、
ハッシュの要素を取得する基本構文は
この例の場合には
ハッシュの場合にはリストの中の要素は文字列であるキーで管理されているので、要素間には順番はありません。
3
1つのハッシュの中で同じキーを重複して使ってはいけませんが、もし間違って重複して使用してしまうと後で記述した値が前に記述した値を上書きしてしまいますので注意してください。
値は重複していても問題ありません。
になります。