この章ではfor文の応用でfor文のネストについて説明します。
ネストとはfor文の中にfor文を入れると言うことです。
では例をみてみましょう。
①$iに1を代入します。
②「$i<=3」の条件式を判定しますがここがTRUEなので
1掛ける1=1
1掛ける2=2
1掛ける3=3
と出力されます。
つまり、最初は$iには1が入っているので、print文の中の$iには1が入ります。
つまり、外側のfor文が1周するごとに、中のfor文は3周しています。
④そして条件式の判定に入りますが、2回目のループではまだ$iは2なのでTRUEということになり、
2掛ける1=2
2掛ける2=4
2掛ける3=6
と出力されます。
⑤次に$i++に戻り$iに1を足します。
そこで$iは3になります。
⑥そして条件式の判定に入りますが、3回目のループではまだ$iは3なので,TRUEということになり、
3掛ける1=3
3掛ける2=6
3掛ける3=9
と出力されます。
⑦次に$i++に戻り$iに1を足します。
そこで$iは4になります。
⑧そして条件式の判定に入りますが、$iは4で3以下ではないのでFALSEとなり、ここでループは終わりになります。