プログラミング入門

intersection_update()とintersection()

この章では2つのセット間の共通した要素だけを使って、新たなセットを作るメソッドについて説明します。
この方法は3つあるので順番に説明します。
1つ目の例をみてみましょう。 aのセットとbのセットの2つのセットがありますが、2つのセット間の共通した要素だけを使って、新たなセットを作成するにはという構文で記述します。
両セット間で共通してない6,8,3,5は捨てられ、新たなセットが作成されます。
intersectionは frozensetでも使うことができます。
結果は次の通りです。
2つ目の例をみてみましょう。 aのセットとbのセットの2つのセットがあるとして、2つのセット間の共通した要素だけを使ってaのセットを書き替えるにはという構文で書きます。
両セット間で共通してない6,8,3,5は捨てられ、aのセットはに変更されます。
intersection_update メソッドは2つのセット間の共通した要素でaのセットを書き替える機能があります。
新たなセットが作成されるのではなく、元のセットが書き替えられます。
intersection_updateメソッドはfrozensetでは使うことができません。
結果は次の通りです。
3つ目の例をみてみましょう。 この例も2つのセットの共通した要素だけでセットを作ります。
作成方法は&を使用します。 a &=bのように元のセットaを変更してもいいですし、もしくはのようにcという新たなセットを作成してもいいです。
& は frozensetでも使用することができます。
結果は以下の通りです。