この章では幾つかの例を使ってプログラムの基本的な規則について説明します。
例えばバッグに財布やハンカチを入れて持ち運びますが、そのバッグに当たるものが変数です。
そして、このバッグに入っている財布やハンカチが変数に入れるデータに該当します。
つまり、バッグという変数に、ハンカチというデータを入れるわけです。
このように変数にデータを入れて、プログラムを書いていきます。
この例では変数に
これは右辺のデータを左辺に入れるという意味があります。
つまり、name1の中に
このようにデータを入れることを代入と言います。
また、変数を上書きする方法はもう1つありまして、変数に変数を代入する方法です。
「u」を付けることでユニコード文字列に変換できます。
もうひとつの方法としては以下の構文でutf-8をユニコード文字列に変換します。
printと「変数や文字列」との間は必ず、半角のスペースを空
けてください。
全角のスペースでは開けないでください。
文字列を囲っているダブルクォート自体は出力されません。
変数にデータを入れなくて、以下のように直接出力しても同じ結果になります。
改行をしたくない場合は以下のように変数の終わりにカンマを付けてください。
[ポイント6]
次はコメントについて説明します。
「#」の右から行末まではすべてコメントとみなされるので、画面には出力されません。
コメントに何を書くのかはプログラマ自身が決めるのですが、忘れてはいけないことなどをメモ程度に書きます。
また、この例のように一部のプログラムを動作させないことにも使われます。
以下の結果を見ていただくと分かりますが、
コメントの部分は出力されていないことが分かります。
改行を表す文字は
使っているテキストエディタにより
この改行文字はエスケープシーケンスと呼ばれています。
エスケープシーケンスとはダブルクォートやシングルクォートなど文字列として入力することができない特殊な文字を
改行以外にもエスケープシーケンスはあります。
次の箇所の説明をします。
「島田」の後ろと「は」の後ろで改行されます。
次の箇所の説明をします。
次の箇所の説明をします。
次の箇所の説明をします。
結果は以下の通りです。
以下のカンマ区切りの意味は説明済みですが、復習してみましょう。
「+」は逆に変数の値の間にスペースは生まれません。
strは文字列を表わすことはデータ型の章で説明した通りです。
数値の入っている変数をstrのカッコの中に記述すると数値を文字列に変換してくれます。
このことをキャストと言います。
strは関数と呼ばれているものですが、関数は「関数について知ろう1」で説明します。
文字列同士の結合なので結果は3にはなりません。
「+」には文字列を連結させるという機能があることは説明しましたが、「+」にはこの他にも数値同士を足すという機能があります。
計算をするためには対象が文字列であるならばそれを数値に変換してあげないといけません。
「文字列を数値に変換」するには
これは関数と呼ばれているものですが、詳しくは「関数について知ろう1」で説明します。
この例では繰り返し文をnameに入れていますが、以下のようにprint文で直接出力してもいいです。
この例ではname3にlenの結果を入れていますが、以下のように直接print文で出力してもいいです。